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 1971年〜1974年に生まれた第2次ベビーブームの世代におくる。団塊ジュニアのちょっとためになる生活スタイル。
 あくまでも傾向を掲載しているだけなので、参考程度に読んでいただけたらと思います。誹謗中傷ではないので、あしからず。

団塊ジュニアの特徴


 「他人は他人。自分は自分。」お金は持っているが必要なもの以外にはお金を使わない。常識も何もなく、「買わない。贈らない。もらわない。」が団塊ジュニアの常識になっている。
 「ブランド、車、海外旅行、クラブやイベントの夜遊び。」に興味が高く。自分が楽しむためにお金を使う。
 子供の頃から物にあふれた生活をしてきたので、物を見極める能力に優れていて買い物に失敗しない人が多い。

団塊ジュニア世代に流行したもの


 バブル景気を小学生で過ごし、崩壊期には中学、高校生であった。  小学生のころは「Nintendo ファミリーコンピュータ」が流行り、  中学時代は田宮模型を中心とした「組み立て式のRCカー」、  高校時代は「ポケベル」この頃「DCブランド」や「ジュリアナ東京」とバブル絶頂期。  大学時代は「ストリート系ファッション」、「古着」、「裏原系」などなど。
 時代の最先端、この世代の好むものが流行となるという感覚がある。というか、この世代に人気があるものがマーケットに大量に出回っていたと考えられる。

 

ファッション


 どうしても流行を追いやすく周りと同じものを選ぶので、堅実で合理的な物を身に付ける。かならずベーシックな色や物を身に付けやすい。そしてアクセントに高級腕時計やアクセサリなどを取り入れる傾向がある。
 じっくりと見極めてから、一気に支持層になるのが団塊ジュニアの特徴と言える。

       
       

性格


 家庭のシングル化の中で育った。家族と一緒に暮らしていても1人で食事を摂る人が多い。 消費文化の中で男性がリードするという価値観を持ちながら、独身パラサイトの増加で、収入が少なく、またいつ収入がなくなるかという非正規雇用で、子共を生むことが大変リスクの高い行為であり、「生活水準を落とす」というレベルを超えるほど下位層の貧困が進む。であるから親元のパラサイトでなんとか生活防衛している者が多い。
 また、競争の中で生きてきたので、心のゆとりが微塵も無いと思う。

暮らし方


 暮らし方は堅実で地味、現実主義なので、お金はなるべく貯める傾向がある。しかしながら自分が楽しむためにはお金を惜しまない。
 家には必要なものしかなく、いらなくなったらゴミに出す。と潔さが目立つ。不必要なものは根こそぎ取り払うという、ある種「禅」の考え方に近い。 アップルのCEO、あのスティーブ・ジョブスも「禅」をこよなく愛し、家の中は物が少なくシンプルにしている。

       
       

まとめ


 団塊ジュニアを中心とするマーケットは非常に大きいので、そこを重点的に研究して商品をつくれば、大きな利益になるでしょう。 しかしながら、学歴社会や物のあふれた中で生活してきているので、物の見方が鋭い人が多く、良いものか悪いものかを理解するので、 本当に良い商品でないと購入してくれない。という懸念がある。 いわゆる「しょうもないものにはお金は使わない。」これにつきる。

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